「好きなことで生きていく」を実践していると思う中の一人。元SAKEROCKのドラマー伊藤大地さん。
15歳でドラマーになると決めた大地くん。触ったことがある程度のドラムを高校生になったら本格的に始めてドラマーになると決めたようです。子供の頃ジャカルタで過ごした影響もあるのかな。お父様が趣味でバンドをされてたこともあり、音楽が身近だったのでしょう。どんなジャンルもこなせるスーパードラマーです。
初めて大地くんの演奏をみたとき驚きました。手足どうなってるんだ?なんでこんなリズムで演奏できるの?と思いましたもん。タンバリンでドラム叩く人、初めてみた(笑)
SAKEROCKの頃から大地くんの活動は凄まじくバンド一番の売れっ子。複数のバンドの掛け持ちは当たり前。小さなライブ会場から大きなホールのライブまで。ツアーのサポート、レコーディング等、大きな荷物を一人で抱え全国を飛び回ってました。
大地くんは作曲はしない。曲にたいしてどういうアプローチが出来るかということに専念している。ドラムを触らない日はほとんどないそうです。本当にドラムが大好きなんですね。
25歳ぐらいからずっと細野晴臣バンドのメインドラマー。世界ツアーにも参加してました。これすごくないですか?あの細野さんですよ!バンドに参加するようになったのは、細野さんのお友達の推薦。細野さんと源くんは懇意ですが別ルートです。
他に有名どころでは真心ブラザース、奥田民生さんにも可愛いがられて、ことあるごとにドラムで参加してます。真心の桜井さんに「日本最高峰のドラマー」と言われたそうですよ。今年はフジファブリックのツアーにも参加しているようです。
奥田民生さん、くるりの岸田繁さんと組んだ3ピースバンド「サンフジンズ」
もっと活動したいらしいのですが、大地くんのスケジュール次第だそうです。民生さんがぼやいてました(笑)
珍しく歌ってる大地くん。歌詞の巨峰は大地くんの大好物です。大御所二人に全く引けをとらず、かっこいいドラムです。
サンフジンズ 「さっさっサンフジンズ」MUSIC VIDEO
星野源くんのサポートもしていましたが、華やかに活躍していく源くんを見ていて「大地くんが離れて行ってしまう」と思いました。
大地くんじゃなければという曲ではなくなっているように感じたんです。懸念通り徐々にサポートは減っていき、今では源くんの現場に大地くんはいません。今後はあるのかな?
日本で一番忙しいドラマーと言われている大地くん。電車が大好きで、時間をみつけては各地の電車に乗っています。いつも自然体で穏やかな笑顔です。超売れっ子なのに「どうだ」みたいなところが全然ない。ガツガツしていないです。自分の好きなドラムが叩ければいいと思っているのかな。
小さなライブ会場も大きなホールも大地くんにとっては同じなんでしょうね。色んな人とやらないとダメとも言ってました。
ものすごく稼いでるでしょうが、生活が派手になっている感じはないです。何も変わらない。基本的にTシャツとデニムですから。車は好きだから大きいの乗ってるみたいですけど。
アイドルのアルバムにも参加していて驚きました。気負いもなく真摯にドラムと向き合っているように見えます。人柄も本当に素晴らしいんですよ。