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田原俊彦論

田原俊彦さんの自叙伝ではなく、著者の長年の独自取材により書かれた『田原俊彦論』

毎年ステージに足を運び、現場を知る熱いファンだからこその著書だと思います。岡野さんの取材力凄いわー。

 

この本を読んでわかったこと。たくさんあります。ますますトシちゃんを応援しょうと思いました。

 

Amazonより引用

田原俊彦は、芸能界で常に戦い続けてきた。

アイドルに対する偏見、長女誕生記者会見時の「ビッグ発言」で誤解をもたれた一方で、ジャニーズ事務所を再生し、ドラマ主演の道を切り開いた功績が過小評価されているのではないか。

過去取材における田原本人の言葉、『教師びんびん物語』の盟友・野村宏伸、作曲家・都志見隆、『夜のヒットスタジオ』元プロデューサー、元CHA-CHAの木野正人など複数人へのインタビューで、初公開のエピソードを随所に盛り込む。

「哀愁でいと」「グッドラックLOVE」誕生の瞬間、『ザ・ベストテン』年間1位獲得秘話、独立の際に「ジャニー喜多川のお墨つきを得ていた」という証言、SMAP中居正広との邂逅……。「ジャニーズ事務所との共演NG説」も徹底検証。

1982年、88年のほぼ全出演番組(視聴率、内容、テレビ欄など記載)、『ザ・ベストテン』の全ランクイン曲の思い出のシーンを振り返る巻末資料も充実。

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「田原俊彦はもっと評価されるべき」「もっとたくさんの人に知ってほしい」という思いがあふれているように思います。愛情たっぷり。

 

昔なにかで読んだジャニーさんとトシちゃんが初めて出会った時の話。懐かしく思い出しました。その背景までは知らなかったですけど、この本には詳しく書かれていて興味深く読みました。

 

トシちゃんが干されていたと言われる時期。私は干されたと思ってなかったんです。歌番組も少なくなってたし、他のアーティスト同様にライブ、舞台などに軸を移したのだと思ってました。バラエティのひな壇に出るような人ではないですしね。

 

この本を読んで事実に驚くと同時に絶望感を感じました。トシちゃん、スタッフ、ファンのみなさんが、どれほど頑張ってきたのか、何度も壊れそうな心を奮い立たせたのかもわかりました。ブレない心。尊敬します。

 

何かと誤解されやすいトシちゃんの性格。人によって態度を変えない。傲慢に見えるのも照れ隠しだったりする。媚びたり、言い訳けしたりしない潔さ。

マスコミにハメられた「ビッグ発言」も忖度もトシちゃんは「自分に力がなかったから」と言います。本当に強い人です。

 

トシちゃんを批判していた芸能レポーター。今も見かけます。最近トシちゃんに偶然出会ったと記事を書いてました。トシちゃんの方から挨拶に来てくれたのに、敬意のない上から目線の記事でした。本質は何ら変わってない。ハイキックお見舞いするぞ!足上がらないけど。

 

岡野さんとトシちゃんの初対面の時の話。真正面からぶつかっていく岡野さん。それを素人の戯言とは思わず受け止めるトシちゃん。器でかいわー。

 

一つ一つに感想を書いていると、際限なくなりそうなので(笑) とにかくおすすめの本です。ただのアイドル史、称賛本ではないです。

特に男性の方に読んでほしい。かっこいい生き様を感じてほしいです。「トシちゃんすげ〜」と思うと思います。

 

 

岡野さんと木野くんのトークイベント

 

著者の岡野さんとBD104の木野くんとのトークイベントが中止になり、インターネット配信になったそうです。

木野くんのスタッフさんがTwitterで案内されてました。私もチケット購入しました。イベントには参加したくても出来ないですからね。

 

 

少年隊の話もあるみたいです。どんな話が聞けるのか楽しみにしてます。BD104時代の話をしてくれると嬉しいな。

どこにも行けないGW。家にいながら参加出来るのいいですね。

 

田原俊彦論

田原俊彦論

  • 作者:岡野 誠
  • 発売日: 2018/06/25
  • メディア: 単行本
 

   

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